山本産業様
廃棄物処理施設(新規・拡張)
廃棄物処理施設の拡張に伴い新規許可を取得
建築基準法、廃棄物処理法の手続きを同時に進めた事例
- 場所
- 千葉県柏市(工業専用地域)
- 竣工時期
- 2022年7月

本事例の概要
山本産業様の工場について
山本産業㈱様は、千葉県柏市に本社を置き、店舗や工場から出る事業系一般廃棄物、一般家庭の粗大ごみ回収、食品リサイクル事業まで一手に引き受けていらっしゃる会社様です。
「ゴミは宝である」を理念に、毎日の事業活動を通じて、地域環境保全に取り組んでこられています。
昭和46年に運送事業の営業から開始し、平成18年に廃棄物の乾燥・発酵設備を設置して堆肥化事業を始められ、平成24年に機器の入れ替えをされていました。
「ゴミは宝である」を理念に、毎日の事業活動を通じて、地域環境保全に取り組んでこられています。
昭和46年に運送事業の営業から開始し、平成18年に廃棄物の乾燥・発酵設備を設置して堆肥化事業を始められ、平成24年に機器の入れ替えをされていました。
今回のご要望
廃棄物の堆肥化事業での取扱量の増加に対応するため、今までは不要であった一般廃棄物処理施設の設置許可と建築基準法第51条ただし書き許可を新規で取得することが必要になりました。
また、学校給食が休みになる夏休み期間に施設の追加工事を行う必要がありました。
また、学校給食が休みになる夏休み期間に施設の追加工事を行う必要がありました。
抱える課題
もともと柏市の廃棄物部局とのやり取りは長くされていたものの、今回は新規に建築基準法51条ただし書き許可が必要になったことから、建築基準法や廃棄物処理法、他関連法令など多岐にわたる法令手続きを並行して進めていく必要がありました。
実施した施策
関係法令を遵守して、廃棄物処理施設の追加を行いたいとのご要望を頂き、
①廃棄物処理法に基づく生活環境影響調査
②関係各課を含めた建築基準法51条ただし書き許可にかかる協議
③柏市都市計画審議会対応
④廃棄物処理法の関係法令対応
を進めました。
①廃棄物処理法に基づく生活環境影響調査
②関係各課を含めた建築基準法51条ただし書き許可にかかる協議
③柏市都市計画審議会対応
④廃棄物処理法の関係法令対応
を進めました。
本事例のポイント
廃棄物処理法、建築基準法といった分野の違う法律に一括で対応
一概に法律といっても、環境関係法令、建設関係法令と別れており、行政書士やコンサル会社も得意分野が分かれています。当社は、廃棄物処理施設の建設に関係するあらゆる法令を理解して、行政と協議ができます。
このような事例は頻繁にあるものではないため、それぞれの行政(県や市町村単位)では、取り扱いに対する判断に時間がかかる場合があります。しかし当社では、他自治体での経験も踏まえて、全体の手続きの流れなどを行政と一緒に考えていくことができます。
本事例では、廃棄物処理法関連の手続きはもとより、建築基準法第51条ただし書き許可にかかる手続きも並行して進め、
当社がこれまで培った知識と経験を活かして、これらの手続きを各専門家と連携し一貫した対応を行うことができました。
実際の工場の様子
具体的な関係法規制
-
事前協議(柏市指導要綱)
-
第51条ただし書き許可の取得(建築基準法)
-
一般廃棄物処理施設設置許可の取得(廃棄物処理法)
-
一般廃棄物処理業許可の取得(廃棄物処理法)
-
生活環境影響調査(廃棄物処理法)
環境と開発に相談してみる
廃棄物処理施設の計画立案からアフターまで、
私たちがまとめて支援いたします。

株式会社環境と開発のノウハウに加えて、調査・試験のプロフェッショナルである株式会社土木管理総合試験所のフォローアップによりワンストップで、民間の廃棄物処理施設の新設・拡張を全国どこでもフルサポートいたします。
廃棄物処理施設特有の生活環境影響調査はもちろん、土木造成設計や建築設計に必要な地質調査まで、一貫して対応可能です。
当社の強み
廃棄物処理施設計画に関する豊富な実績
5つの法令に精通した圧倒的な許認可取得力
計画段階から事業開始後まで一貫サポート





